北の病展(きたのやまいてん)とは、
うつ病や双極性障害等の心の病(精神疾患)や、
発達障害、 LGBTs などの
「社会生活での違和感・不安感」、
「生きづらさ」を日々感じながらも、
自分の想いを作家が 「アート」という手法で昇華し、
「生きづらさを抱えながら」も
「生き続ける事」
に向かい合う作家たちが
表現する場所が「北の病展」です。
北の病展の事を、各地で開かれている
「障害者アートの話ですか?」と誤認されることも
多いですが、結論としては異なります。
確かにうつ病や不安障害等の軽度・中度の精神疾患や
発達障害などの特性、LGBTsの方々など何か抱えてる方が大半ですが、
福祉施設・団体や病院等の関係ではなく、
【自分の意思】で北の病展への出展を決意しています。
美術を専門で学んだ人もいれば独学の人もいます。
北の病展は、アウトサイダーアート
(美術を専門で学んでない人のアート)と
「ボーダレスアート」(障害者の作品と健常者の作品を同時に展示すること)
の混合という、新しい形態を取った展示会と言えます。